小五
しょうご
名詞
標準
文例 · 用例
この時、人足の中に浅田小五郎という三十四、五歳のばくち打がいた。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
中の一人がつかつかと傍へ寄り、 「失礼だが、若しやお前さん武井の安五郎さんの身内で神沢の小五郎さんとは仰しゃいませんか?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
」 「へえ、儂は小五郎だが、そう言うお前さんは誰方で?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
「俺ァ清水一家の桝川屋仙右衛門」 「俺ァ法印の大五郎だ」 次郎長が、 「小五郎、手前よくも俺の身内の佐太郎を殺して逃げやがったな?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
」 「冗談言っちゃいけねえ清水の御貸元、それァ何かの間違いだ、俺ァ人殺しなンぞした事がねえ」 「何を言やがるんだ、言い逃れは聞かねえ、立派に証人があるんだ、小五郎ッ覚悟を決めて仕度しろッ」 小五郎、突然斬って来る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
S=茶店の近くの道 小五郎と次郎長、斬り合う。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
今から四年前に俺の身内の佐太郎を殺した上、金をとって逃げた神沢の小五郎を今日此の町外れの街道で俺が叩っ斬った。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
一言拶挨に来たんだ」 吉兵衛が、 「じゃ、手前が小五郎どんを……?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫