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石取り

こくとり
名詞
1
標準
文例 · 用例
」と一郎は言いましたが、なんだかきまりが悪くなったように、「石取りさないが。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
ぼくらは、とった魚を、石で囲んで、小さな生洲をこしらへて、生き返っても、もう遁げて行かないやうにして、また石取りをはじめた。
宮沢賢治 さいかち淵 青空文庫
ぼくらは、とった魚を、石で囲んで、小さな生洲をこしらえて、生き返っても、もう遁げて行かないようにして、また石取りをはじめた。
宮沢賢治 さいかち淵 青空文庫
その旗本はなんという屋敷で、隠居の下屋敷はどこにあるんだ」「屋敷は大久保式部という千石取りで、その隠居の下屋敷は雑司ヶ谷にあるそうです」「じゃあ、なにしろその雑司ヶ谷というのへ行って見ようじゃあねえか。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
雑司ヶ谷へゆき着いて、大久保式部の下屋敷をたずねると、さすがは千石取りの隠居所だけに屋敷はなかなか手広そうな構えで、前には小さい溝川が流れていた。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
『振り売りの』の巻にある「二十八日」から八句目に「七つさがり」があり、すぐ続いて「五十石取り」があり、ずっと離れて「四つのかね」と「三月」がある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
お直参旗本千二百石取り疵の早乙女主水之介と言わるるお殿様が、干物を好物とは話の種でおじゃる。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
事件は一口にいうと小さなお家騒動で、青まゆの女の夫こそは、右門が彼女をご大家のお後室さまとにらんだとおり、いにしえはれっきとした二千石取りの大旗本でありました。
青眉の女 右門捕物帖 青空文庫