傍聴人
ぼうちょうにん
名詞
標準
observer
文例 · 用例
ずつと下の被告や弁護人の席はもう薄ぐらく、その後方に設けてある傍聴人席は殆どたそがれどきのやうに陰気臭い。
— 平出修 『公判』 青空文庫
十四、五人の傍聴人の視線は等しくこの者の方に集つた。
— 平出修 『公判』 青空文庫
しかし、この日の傍聴人にはこんな真面目な観察をしたものは一人もなかつた。
— 平出修 『公判』 青空文庫
傍聴人は何れも血気盛んな、見るから頑丈な、腕つぷしの強さうな人のみであつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
傍聴人は最初より静粛であつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
……之等幾多の疑惑は決して傍聴人には起らなかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
満廷粛として水を打ちたるごとくなれば、その靴音は四壁に響き、天井に※えて、一種の恐ろしき音を生して、傍聴人の胸に轟きぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
」 裁判長、傍聴人、弁護士たちでさえ、すこぶる陽気に笑いさざめいた。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
作例 · 標準
裁判長は傍聴人に対し、法廷内での私語を厳に謹むよう注意を促した。
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不規則発言を繰り返した傍聴人は、警備員によって直ちに退廷させられた。
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「傍聴人として裁判を見守ることで、法の運用の厳しさを肌で感じた」
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