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来電

らいでん
名詞
1
標準
incoming telegram
文例 · 用例
来電気の応用が盛んになるにつれて色々の事に炭を使う、白熱電灯の細い線も炭、アーク灯の中の光る棒も炭である、電話機の受話口の中の最も要用なものは炭でこしらえた丸薬のようなものである。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
それより以来電車はとかくぶっそうな感じがしてならないのだが、甲武線は一筋だと、かねて聞いているから安心して乗った。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
羅馬の来電によると、イゾンゾ河沿線の伊太利兵は、独逸勢が攻め寄せたと聞くと、俳人其角のやうに逸早く逃げ出したといふ事だ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
朝、九州の旅先の澄太君から来電、一時の汽車に迎へて共に帰庵、半日愉快に飲んだり話したりした、ほんたうに久しぶりだつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
私は或る探偵小説に親子兄弟などと云うものは真向から見て似た分子がないようでも、横顔を見ると共通した所があると書いてあるのを読んで、それ以来電車の中などで母娘らしい二人連や、兄妹らしい二人連を見ると、横顔を比べては成程と感心していたが、私は今大発見をした。
甲賀三郎 急行十三時間 青空文庫
それより以来電車は兎角物騒な感じがしてならないのだが、甲武線は一筋だと、かねて聞いてゐるから安心して乗つた。
夏目金之助 三四郎 青空文庫
「私は従来電力の鬼とは言われてきたが、これからは原子力の鬼になるつもりだ」というのが、その骨子である。
中谷宇吉郎 動力革命と日本の科学者 青空文庫
場所の選定について注意すべきだいたいの所をいえば、近来電車が開通して交通の便のよくなった結果、東京の商業の中心が一部に固まって来た。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫