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油団

ゆとん
名詞
1
標準
oiled multi-layered paper sheet used to sit or sleep on (during the summer)
文例 · 用例
その名残に奥の部屋の古びた油団が冷々と見えて、突抜けの縁の柱には、男の薄暗い形が顕われる。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
指された辺を源内先生が眼で辿って行くと、床に敷いた油団の端が少しめくれ、その下から紙片のような白いものが覗出している。
長崎ものがたり 平賀源内捕物帳 青空文庫
いま読んでやるから」 生きている人間に言いかけるようにそう言って置いて、油団の上に膝をつき、その下から四つに折った小さな紙片を引出した。
長崎ものがたり 平賀源内捕物帳 青空文庫
そこは陳東海の居間と覚しく、三十畳程の広々とした部屋で、床には油団を敷詰め、壁には扁額や聯を掛け、一方の壁に寄せて物々しいまでに唐書を積上げてある。
長崎ものがたり 平賀源内捕物帳 青空文庫
今に流行ませんが油団も和紙のものとして忘れ難い品であります。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い夜には、油団を敷いて寝ると涼しく感じられた。
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昔の日本では、夏を快適に過ごすために油団が使われていた。
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この油団は、長年の使用で表面がツヤツヤになっている。
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