洗い池
あらいいけ
名詞
標準
文例 · 用例
旧、大蔵省玄関前には、明治頃まで、将門の首洗い池があった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
お目なぐさみにと、馬洗い池のそばに咲いていたのを、一枝、携えて帰りました。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
で、彼は不きげんな色になって、「かような古旗は、当家にとって用もなし、ここの宝物としておくにも、おかしなものだ」 と、首洗い池へ捨てさせたとか、足のさきで蹴ったとか、とにかくそんな風聞も一ト頃、足利方の士を、いきどおらせていたのであった。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
斎藤実盛の首洗い池の中にある一柱の石は、葭や芦にうずもれ、辺りを、名知らぬ小鳥の影がひらめいていた。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
斎藤実盛の首洗い池のことは、芭蕉の奥の細道にも見える。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫