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忍冬

スイカズラ異読 すいかずら
名詞
1
標準
Japanese honeysuckle (Lonicera japonica)
文例 · 用例
思い出してみれば、どうにも心の動きがつかなかったような日が多かったなかにも、南葵文庫の庭で忍冬の高い香を知ったようなときもあります。
――或る私信―― 橡の花 青空文庫
食べると甘い、忍冬花であった。
幸田露伴 野道 青空文庫
その小屋ですが、この八ヶ月はずっと空き家だったんですが、もったいない物件で、小綺麗な二階建てで、古風な玄関で、周囲には忍冬が絡みついていました。
THE YELLOW FACE 土色の顔 青空文庫
屋根の半は葦簾に枯枝をまじへて葺き、半は又枝さしかはしたる古木をその儘に用ゐたるが、その梢よりは忍冬(カプリフオリウム)の蔓長く垂れて石垣にかゝりたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
忍冬、うかれて歩く女。
上田敏 牧羊神 青空文庫
忍冬、素馨、濱萵苣、迷はしの足りないほかの花よりも、おまへたちの方が、わたしは好だ。
上田敏 牧羊神 青空文庫
忍冬、柊、木犀、そんなひつそりとした樹木が白い径に並んでゐて、その径を歩いてゐるとき、野薔薇の花蔭から幻の少女はこちらを覗いてゐた。
原民喜 画集 青空文庫
そのほか衣がへ野路の人はつかに白し蚊の声す忍冬の花散るたびに水かれ/″\蓼かあらぬか蕎麦か否かのごときあり。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
作例 · 標準
初夏、庭に甘い香りを漂わせる忍冬スイカズラ)が満開になった。
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生垣に絡まる忍冬の蔓(つる)を、祖母は丁寧に手入れしていた。
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薬草として利用される忍冬の葉は、解熱や抗炎症作用があるとされる。
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