浅近
せんきん
形容動詞
標準
文例 · 用例
世間社会問題を論ずる者、往々にして浅近の所に着眼し、貧乏を根治するの策は、一に貧民の所得を増加するにあるがごとく思惟す。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
この論派はもっぱら国富の増加を主眼としたるがゆえに、いやしくも経済上に妨害あらずと信ずるときは、あえて権義道理の消長を問わざりき、この点においては浅近なる実利的論派にして毫も抽象的原則または高尚の理想を有するあらず、要するにこの論派は社交上の急進家にして政治上の保守家というべきのみ。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
或可閲覧浅近日語参攷書矣。
— 三上義夫 『数学史の研究に就きて』 青空文庫