内無双
うちむそう
名詞
標準
inner-thigh-propping twist down
文例 · 用例
木の根岩角に手をかけ、足を踏みしめて、ようよう飛沫雨のごとき中に下り立ちて、巨巌の上へ登り、海内無双の大瀑布、華厳の雄姿を眺めた時には思わず快哉三呼。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
」「心眼心耳によりまして」「そちは剣道では海内無双、そこまで行けばなるほどのう、それほどのこと解るであろう。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
閾の中にいて、戸の間から面だけを出した寅吉は、安からぬ色をして駒井甚三郎の後ろ姿を見送っているが、その心配のうちにも、また安んずるところがあるのは、それはこの殿様が、もとより武芸にかけて何一つおろそかはないが、ことに鉄砲にかけては、海内無双であるということを知っているからであります。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
仏庵の死後十年を経て海内無双と称せられた蒸雲の古硯は天保十四年の秋偶然梅痴上人の有に帰した。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
その黄金さえ掘り出せば、日光御修繕なんか毎年引き受けたってお茶の子サイサイ、柳生の里は貧乏どころか西国一はもちろん、ことによると海内無双の富裕な家になるやも知れない――。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
筑後柳河の人で南紀理介、槍術では海内無双という聞えがあった。
— 高橋泥舟 『剣の四君子』 青空文庫
作例 · 標準
例句