青人草
あおひとくさ
名詞
標準
the people
文例 · 用例
遙に山のあなたには、人の築きし城のうち、國富み榮え、民|繁き都はあれど、ものみなはかたみにつらき犧牲の鬮のさだめを免れあへず、青人草の細工蜂、黄泉の坂路のさかしきに、とはに磐石押し上ぐるシシュフォス王の姿かな。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
青人草・天のますひとの伝承は、記・紀以前語部の合理化を経てゐる。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
歴史は青人草の上を唯風の如く吹き過ぎた。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
劫初から末代まで、此世に出ては消える、天の下の青人草と一列に、おれは、此世に、影も形も殘さない草の葉になるのは、いやだ。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
おれの名が伝らない、劫初から末代まで、此世に出ては消える天の下の青人草と同じく、おれは、此世に影も形も残さない人間になるのは、いやだ。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
劫初から末代まで、此世に出ては消える、天の下の青人草と一列に、おれは、此世に、影も形も残さない草の葉になるのは、いやだ。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
『直毘の霊』の中にはまた、中世以来の政治、天の下の御制度が漢意の移ったもので、この国の青人草の心までもその意に移ったと嘆き悲しんである。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
)「雨のごと散る春の花人皆の頭の上に閃き落ち、田畑の緑なる恵青人草に4615かゞやきて見ゆる時、身は細けれど胸広きエルフの群は救はれむ人ある方へ急ぐなり。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
作例 · 標準
歴史的な出来事は現在に影響を与えている。
文化的な多様性は社会の財産だ。
伝統の継承と革新のバランスが課題である。
歴史的遺産の保存に力が入れられている。