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気の置けない

きのおけない
形容詞
1
標準
amiable
文例 · 用例
住持といっても木綿の法衣に襷を掛けて芋畑麦畑で肥柄杓を振廻すような気の置けない奴、それとその弟子の二歳坊主がおるきりだから、日に二十銭か三十銭も出したら寺へ泊めてもくれるだろう。
幸田露伴 観画談 青空文庫
宵から、銀座裏の、腰掛ではあるが、生灘をはかる、料理が安くて、庖丁の利く、小皿盛の店で、十二三人、気の置けない会合があって、狭い卓子を囲んだから、端から端へ杯が歌留多のようにはずむにつけ、店の亭主が向顱巻で気競うから菊正宗の酔が一層|烈しい。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
傍には気の置けない若い男の乞食がいて護っていて呉れる。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
わたくしは、白々しくもあり忠実でもある丸髷姿のおきみを、いつか気の置けない一家族の中の青女房のような気がして来ましたので、いろ/\自分の身近の経験のことなど親しく話し交わします。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
五 鬼も棲み、蛇も棲まん夫人の心の中を知らず、圭子は、夫人の愛嬌に眩惑され、前川さんも、良い方であるけれど、奥様は一倍ました、何という気の置けない、いい方だろうと感嘆していた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
」声は力無いが、いつも通りの気の置けない口ぶりだった。
THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 瀕死の探偵 青空文庫
気の利く、なるたけ奉公人根性のない、気の置けないものが必用である。
宮本百合子 蛋白石 青空文庫
気の置けないものばかり――娘のお新に、婆やに、九つになる小さな甥まで入れると、都合四人も同じ蚊帳の内に枕を並べて寝たこともめずらしかった。
島崎藤村 ある女の生涯 青空文庫
作例 · 標準
彼女とは気の置けない関係で、何でも話せる。
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気の置けない仲間たちと過ごす時間は、私にとってかけがえのないものだ。
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このお店は、気の置けない雰囲気でついつい長居してしまう。
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「ああ、気の置けない友人と飲む酒は最高だね!」
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気の置けない(きのおけない) — 幻辞.com