血の汗
ちのあせ
表現名詞
標準
blood, sweat and tears
文例 · 用例
金色の御肌より血の汗が!
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
果して血の汗を絞る、と見えたは、翼を落ちる火であつた。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
『神異経』に、〈大宛宛丘の良馬日に千里を行き、日中に至りて血を汗す〉とはいかがわしいが、チュクチー人など、シャーマーン(方士)となる修業至ってむつかしく、時として苦しみの余り、衄や血の汗を出すという(チャプリカの『西伯利原住人』一七九―一八〇頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そして、其の醜い、其の固陋な障壁を破ろうとして、何時から血の汗を掻きながら戈を振って来ただろう。
— 宮本百合子 『無題』 青空文庫
しかもこれは、金があっての上のことだから――その金も苦学生が血の汗を流してためた零細な小銭を溜めた金なのだ――なおさら始末がわるかった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
わたしはといえば、これも死人のような青白い色をして、教会のドアの方へよろめいて行きましたが、あのクリストの磔刑の像よりも更に血の汗を浴びて、まるで首を絞められている人のように感じました。
— クラリモンド 『世界怪談名作集』 青空文庫
事件は警視庁へレンラクされ、結城新十郎が登場を乞われて魔の犯人と腕くらべをするに至ったのであるが、犯人の世にも聡明な狡智によって幾重にも張りめぐらされた奇々怪々なカラクリ、実に明治最大の智能的殺人事件は、さすがの天才児新十郎もその謎をとくには血の汗のしたたる難儀を要したのである。
— その四 ああ無情 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
前座二つ目のチマチマした修業はやめて、芸一本槍で血の汗を流してゆくよりありますまい」「…………」「まったくお前は生まれながらの落語家だ。
— 正岡容 『圓太郎馬車』 青空文庫
作例 · 標準
彼は血の汗を流して努力し、ついに夢を掴んだ。
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このプロジェクトの成功は、チーム全員の血の汗の結晶だ。
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血の汗を流すような苦労を経て、彼はその技術を習得した。
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