味盲
みもう
名詞
標準
ageusia
文例 · 用例
いやがるほうが、病理的の現象か、うまいとおもうほうが、人工調味料にならされて、舌が味盲になっているのか、簡単には断定できないであろう。
— 中谷宇吉郎 『犬がなくとガラスがこわれるか』 青空文庫
では、なんの恨みもうける覚えがないのに、討たれたと申さるるか」「はっ、わたくし主人にかぎっては、なに一つ人さまから恨みなぞうける覚えはござりませぬのに、昨夜四つ過ぎでござりました。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
さしみもうまいがちりもうまい、あつさりして、そしてコクがある。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
五月号『働く婦人』編輯後記に短かく報道されていますが、中耳炎になった彼が警察から入院させられた済生会病院は、ブルジョア慈善病院らしくろくな手当てもしないばかりか、病がすすみもう生命が危いところまで行ったと知ると、責任を胡魔化すため「君は三日か四日おきに来ればいい」と憎むべきことをいった。
— 宮本百合子 『ますます確りやりましょう』 青空文庫
秩父の速がひき出した馬は、つやつやとした鹿毛のけなみもうつくしい、たくましいもので、鬼カゲと呼ばれてゐる名馬でした。
— 豊島与志雄 『鬼カゲさま』 青空文庫
私達が若かった時――お事位の時には幸いあの精女の様な美くしい女は居なんだからその悲しみもうすいかなしみであったのじゃ。
— 宮本百合子 『葦笛(一幕)』 青空文庫
にくみもうらみもなく、たゞ感謝にみちてゐます。
— 知里幸恵 『手紙』 青空文庫
なお、念のためもうしそえますが、ご主君は、ただいま、おしのびの旅をなされていられるのですから、このことは、どのようなことがあっても、いっさいひみつに、だれひとりにも話さぬよう、くれぐれもおたのみもうします。
— 下村千秋 『壇ノ浦の鬼火』 青空文庫
作例 · 標準
特定の味覚を感じにくい味盲の人がいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
味盲になると、食べ物の味がほとんどわからないらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は味盲だが、他の感覚が非常に優れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash