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特殊化

とくしゅか
名詞
1
標準
文例 · 用例
修辞学はつねに一般的なものの特殊化を求め、一般と特殊との綜合としてそれは表現的である。
三木清 解釈学と修辞学 青空文庫
旅商人を点出して場合を特殊化した所にこの歌の面目は存し、それが深刻な印象を読者の心に刻むのである。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
渓に咲くをとこへしぞと我が云へど信ぜぬ人を秋風の打つ 歌の一面には、その相が特殊化されればされるほど段々価値の高まつてゆく一面がある。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
)自身の仕事をもその一実例としての責任感で当っているところ、又飛行機に関して、現代の機械の進歩は、各細部の性能の特殊化の方向にばかり向けられて居り、速力を増すことにのみ向けられている。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
日本の国語に翻し後づけて行った詩のことばことばが、らんぼおやぼおどれいるや、そう言った人の育って来、又人々の特殊化して行ったそれぞれの国語の陰影を吸収して行かないのである。
折口信夫 詩語としての日本語 青空文庫
自身の親しい民の為に、これ/\の事をせぬ様、これ/\ぎり以上禍を与へぬ様にとの約束で、事実、「まれ人」と地上の神との「ことゝひ」の様の記憶が神話化して、特殊化したものとなつたのである。
折口信夫 「しゞま」から「ことゝひ」へ 青空文庫
此系統はます・もすの範囲から離れようとする意識を特に持つてゐるらしくて、なし・なんし・のんし・なもなどと、音韻が特殊化してゐる。
折口信夫 「さうや さかいに」 青空文庫
かうした「山の伝承」が、山人、山部及びその類の神人の間にあつたのが、早く詞章を短縮した歌殊に短歌の方に趣いたのは、神遊詞章の特殊化であつた。
――序説として―― 唱導文学 青空文庫
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特殊化(とくしゅか)または特化 は、広く一般に適用できるものを、特定の条件に対して適用できるようにすること。特にその条件に対してよく適用できるようにすること。特殊化の逆は一般化である。論理学においては宣言的知識を獲得する重要な方法である。例えば、万有引力という一般知識を特定の実体に適用することで、「私がこのリンゴを放すと、床に落ちるだろう」というような宣言的知識(あるいは命題)を得る。本稿ではこれについて述べる。 生物学では、進化においてより狭い範囲の条件に適応するのを特殊化という。たとえばさまざまな獲物を食べる動物より、特定の獲物だけを狙う動物のほうが食性が特殊化している。これは構造、あるいは習性や行動の特殊化とも対応する。ジェネラリストとスペシャリスト、特殊化 (進化)を参照。

出典: 特殊化 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0