磊塊
らいかい
名詞
標準
discontent
文例 · 用例
彼夫人の汝が言を聞きて泣きしは、或は他人の語中より自家の閲歴を聽き出し、他人の杯酒もて自家の磊塊に澆ぎしにはあらずや。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
何十年来シベリヤの空を睨んで悶々鬱勃した磊塊を小説に托して洩らそうとはしないで、家常茶飯的の平凡な人情の紛糾に人生の一臠を探して描き出そうとしている。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
花崗岩が錆色に※爛して、大きな磊塊をなしたり、砂泥になったりする所を、乗り越えはいあがって、煙の源へ出る。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
「おまえはうずのしゅげはすきかい、きらいかい」 蟻は活発に答えます。
— 宮沢賢治 『おきなぐさ』 青空文庫
のおさらいかい」「馬鹿なことを云わずに早く出て来たまえ。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
この筒で見ると、一ぺんに月が小さくなっちゃうんですよ」「どのくらい小さくなったの、五十銭銀貨ぐらいかい」「え、そのくらいです」「まちがいないね。
— 江戸川乱歩 『智恵の一太郎』 青空文庫
作例 · 標準
胸中に磊塊を抱えたままでは、どんなに贅沢な食事も砂を噛むような味だった。
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彼は酒を飲み干すことで、心の奥底に溜まった磊塊を一時的に忘れようとした。
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積年の磊塊を吐き出すように、彼はこれまで隠してきた不満をぶちまけた。
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