勤まらない
つとまらない
形容詞
標準
unfit for
文例 · 用例
しかしまた同じ理由によって文字では到底勤まらない役目を映画によって仕遂げることが出来るのである。
— 寺田寅彦 『教育映画について』 青空文庫
たとへ外貌はどうあらうとも、性格氣質の底に西洋風なキリスト教や、ギリシャ思潮を傾向した人種でなければ、詩の輸入飜案者たる詩人の役目は勤まらない。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
「お前さんは何にも知るまいけれど、どうせ、どうせ、姉の役ッきゃあ勤まらない私だけれど、姉だッて、よ、姉だッて、人に後指さされたり、ちっとでも、お前さんとこうやっていることの、邪魔になるような人が私に有っては厭だから、そりゃ随分出来にくい苦労もしたもの。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
先生は自分が煮え切らないのをみて、もう自分や蝶子のいる学園には勤まらないから辞職をするとさえ無茶を言い出した。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
然しどう我慢をして見ても後幾年も勤まらないといふことを周圍の人も見て居るのである。
— 長塚節 『土』 青空文庫
益田の宿に着くから、今またこの停車場を辭し去るまで、こゝの驛長龜井君も暇さへあれば私達のやうな旅人を見に來てくれたが、これでなければ地方の驛長は勤まらないものかと感心した。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
一体これでは御用が勤まらないといっても好い。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
もし本当のことばかりを不作法にいう批評家があって、命をかけて抱いているその赤ん坊を一々おや鯛だね、おや狐でいらっしゃいます、お化けかと思ったというて歩いたら、まったくそれは一日も勤まらないところの仕事であるかも知れない。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
作例 · 標準
こんな無責任な態度では、チームリーダーの役目は勤まらないだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の性格では、細かく地味な作業は勤まらないと思う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このプロジェクトを成功させるには、普通の努力では勤まらない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash