締まりのない
しまりのない
表現形容詞
標準
slack
文例 · 用例
」 私の予想では、シャーロック・ホームズはこの締まりのないこんがらがった話にいらだっているはずだったのだが、反対にできるだけ気を集中させて聞いているのだった。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
三四郎は閑静な所だとか、わりあいに御茶の水まで早く出られるとか、望遠鏡の試験はどうなりましたとか、――締まりのない当座の話をやったあと、「きのう私を捜しておいでだったそうですが、何か御用ですか」と聞いた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
平生から締まりのないうえに、きょうは家捜しで少しせきこんでいる。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
聡明な人も恋愛では締まりのないことをするようにもなるものだが、最初の関係を尊重して、しかもあくせくとあせりもせず自然に解決される時を待っていた点で、平凡人でないことを認めるよ。
— 藤のうら葉 『源氏物語』 青空文庫
善良といっても単にお人よしの締まりのない人は頼みになりません」 と訓えておいでになるのを聞いていて、紫夫人の偉さが明石にうなずかれた。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
夫人は真っ黄と見えるような顔をして、締まりのない唇をもぐもぐさせながら、体をあちらこちらへ揺すぶっていた。
— スペードの女王 『世界怪談名作集』 青空文庫
いずれ御材木方も出張して、お取り締まりもある、御陣屋|最寄りの場所はそこへ松明を取り集めて置いて、入り用の節に渡すはずであるから、その辺のことを心得て不締まりのないようにいたせ、ともありますよ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
そればっかりは――それでは、あんまりもったいのうございます」「では、その茶坊主のことなりと、いますこし聞かせてくれぬかな」「はい」「さしつかえあるまい」「なんのさしつかえが――それは、それは、見得坊な、とんと締まりのない男でございました。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも締まりのない顔でテレビを見ており、何を考えているのかよくわからない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
締まりのない生活を続けていたせいで、健康診断の結果が散々なものになってしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
語尾が消え入るような締まりのない話し方は、相手に不安な印象を与えてしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview