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瘡蓋

かさぶた
名詞
1
標準
scab
文例 · 用例
水泳などに行って友だちや先輩の背中に妙な斑紋が規則正しく並んでいて、どうかするとその内の一つ二つの瘡蓋がはがれて大きな穴が明き、中から血膿が顔を出しているのを見て気味の悪い思いをした記憶がある。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
熱のために目に力が入りすぎ、両頬には消耗性紅潮が見られ、唇は変色した瘡蓋が。
THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 瀕死の探偵 青空文庫
良心を、余りに淫逸に耽溺させ、アルコールに麻痺させた資本家共の瘡蓋だらけの良心には、「人類の理想」や「地上に於ける民衆の結合」や、「神の意志の体現」などは、到底分りつこはないのである。
葉山嘉樹 工場の窓より 青空文庫
比良に雪が降つたといふ記事を新聞で見て、慌てて汽車で駈けつけてみると、山には瘡蓋のやうな雪がちよつぴり残つてゐた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
すると青緑色の靄が立罩めた薄暗い光線の中に、瘡蓋だらけの醜い背中が露出された。
原民喜 壊滅の序曲 青空文庫
「あんたはん、そや、キビスをこする石やつたのに、まア、どうしようかいの」 見るも無惨な凸凹の瘡蓋になつた私の顔に姉は膏薬を塗つてくれながらへんな苦が笑ひをした。
嘉村礒多 途上 青空文庫
肘の辺から指先まで、ベッタリ瘡蓋が飛び散っていた。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
中指の附け根の瘡蓋の上に、モジャモジャと一房の毛があった。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
作例 · 標準
転んでできた膝の傷に、ようやく瘡蓋ができた。
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痒いからといって、瘡蓋を無理に剥がしてはいけない。
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瘡蓋が取れたら、新しい皮膚ができていた。
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その傷は瘡蓋になりかけていて、治り始めているのが分かった。
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