悲壮感
ひそうかん
名詞
標準
feeling of tragic heroism
文例 · 用例
三年生になった時、主将にされたので、対校試合の悲壮感は十分味わった。
— 中谷宇吉郎 『私の履歴書』 青空文庫
病気は病気で別問題という気が、ひどくはっきりした、病気になったから去ってもよい――彼の提議には、何か矛盾した、悲壮感に駆られた気ぜわしさがあるように、伸子は感じた。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
先生はちらっと次郎の顔を見たあと、「しかし、うなどんぐらいでごまかせる悲壮感でも、ないよりはまだましかもしれない。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
だから、悲壮感は決して恥ではない。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
むしろ悲壮感のない生活が恥なんだ。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
「悲壮感をのりこえた心の状態だろう。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
」「のりこえたら、悲壮感はなくなるんじゃないですか。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
次郎がむっつりしていると、今度は朝倉先生が、「やはり悲壮感かな。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
優勝決定戦で敗れたチームのロッカー室には、重苦しい悲壮感が漂っていた。
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予算削減の影響でプロジェクトが中止になり、メンバーの間に悲壮感が広がった。
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「そんなに悲壮感を漂わせないで、たまには息抜きでもしようよ」と先輩が励ましてくれた。
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