無脚
むきゃく
名詞-の形容詞
標準
apodal
文例 · 用例
すべてこんな蜥蜴が退化してほとんどまたは全く四脚を失うたものと真の蛇を見分けるには、無脚蜥蜴の瞼は動くが蛇のは(少数の例外を除いて)動かぬ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また無脚蜥蜴は蛇の速やかに走るに似ず行歩甚だ鈍い。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
それは勿論人工の石器といふ意味ではなく、自然物の一として取扱はれて居たのであつて、今思出しても有脚のものか、無脚のものかもハツキリしない。
— 濱田耕作 『石鏃の思出話』 青空文庫
その石鏃はたしか一つは長い柳葉形の鼠色のフリント、他は赤い色、白い色の石英の無脚形で、いまなほ私の匣底に、これのみは大學へも寄贈せずに、少年時代の記念として殘つてゐる筈であるが、今一寸探して見ても分からない。
— 濱田耕作 『石鏃の思出話』 青空文庫
関東地方においては、比較的新しいと認められる土器に有脚鏃が多く伴い、古いと認められる土器に無脚鏃のみが伴うという。
— ――日本石器時代終末期問題―― 『「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」』 青空文庫
要するに有脚鏃はわが石器時代のある時期以後に始まったもので、それが実用上便利なるがためにその後盛んに製造せられ、前からあった無脚鏃も骨あるいは竹木をもって脚を造りそえ、有脚鏃としてこれを使ったものであったに相違ない。
— ――日本石器時代終末期問題―― 『「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」』 青空文庫
作例 · 標準
ヘビのように手足を持たない無脚の動物は、全身の筋肉をくねらせて移動する。
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その奇妙な生き物は無脚で這い回り、湿った土の中に深く潜り込んでいった。
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無脚のトカゲという一風変わった爬虫類を飼育し始めたが、一見すると大きなミミズのようだ。
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