身傷
しんしょう
名詞
標準
文例 · 用例
かような父が軈て、子供たちの満身傷をあびて帰って来るのを見なければならぬのは遠いことではない。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
マリユスはなお戦っていたが、全身傷におおわれ、ことに頭部がはなはだしく、顔は血潮の下に見えなくなり、あたかもまっかなハンカチを顔にかぶせたがようだった。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
(b)我らその死体を見たるに、そは全身傷におおわれながら、未だ最後の強打を与えられずありき。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫