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漢学者

かんがくしゃ
名詞
1
標準
Sinologist
文例 · 用例
もともと実験の教授というものは、軍隊の教練や昔の漢学者の経書の講義などのように高圧的にするべきものではなく、教員はただ生徒の主動的経験を適当に指導し、あるいは生徒と共同して新しい経験をするような心算ですべきものと思う。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
ただ自分等より一年前のクラスで、K先生という、少し風変り、というよりも奇行を以て有名な漢学者に教わった友人達の受売り話によって、孔子の教えと老子の教えとの間に存する重大な相違について、K先生の奇説なるものを伝聞し、そうして当時それを大変に面白いと思ったことがあった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
同じ思想が、支那服を着ていてそうして栄養不良の漢学者に手を引かれてよぼよぼ出て来たのではどうしても理解が出来なかったのに、それが背広にオーバー姿で電車の中でひょっくり隣合ってドイツ語で話しかけられたばかりに一遍に友達になってしまったような体裁である。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
この老人の頑固さ加減は立派な漢学者でありながらたれ一人相手にする者がないのでわかる。
国木田独歩 初恋 青空文庫
やや一月ばかり経つと、その言違わず果して富山からだといって尋ねて来たのが、すなわち当時の家令で、先代に託されて、その卒去の後、血統というものが絶えて無いので、三年間千破矢家を預っていて今も滝太郎を守立ててる竜川守膳という漢学者
泉鏡花 黒百合 青空文庫
そこがしっくり箝まっているとも思えないのであったが、田舎に残っている老母が、どこでも尻のおちつかない、物に飽きやすい彼の性質を苦にして漢学者の父の詩文のお弟子であったその先輩に頼んで、それとなし彼を戒めたので、均平も少し恥ずかしくなり、意地にもそこで辛抱しようと決心したのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
この市隠荘はお絹等姉妹の父で漢学者の荒木蛍雪が、中橋の表通りに画帖や拓本を売る蛍雪館の店を開いていた時分に、店の家が狭いところから、斜向うのこの露路内に売家が出たのを幸、買取って手入れをし寝泊りしたものである。
岡本かの子 食魔 青空文庫
蛍雪館の主人は、江戸っ子漢学者で、少壮の頃は、当時の新思想家に違いなかった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
作例 · 標準
その博物館には、江戸時代の有名な漢学者の書簡が展示されている。
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彼は長年、中国の歴史と文化を研究し続けているベテランの漢学者だ。
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国際会議で、各国の著名な漢学者たちが意見を交わした。
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