舞子
まいこ
名詞
標準
文例 · 用例
) 役者を贔屓とさえいっておけば間違いはないものの――その実、祇園にいたうちに、五人、八人、時には十人にも余って、その六日ばかりの間、時々出入り交代はあっても、ほとんど同じ顔の芸妓舞子が、寝る、起きる、飲む、唄う。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
雑魚寝の女護の島で、宿酔の海豹が恍惚と薄目を開けると、友染を着た鴎のような舞子が二三羽ひらひらと舞込んで、眉を撫でる、鼻を掴む、花簪で頭髪を掻く、と、ふわりと胸へ乗って、掻巻の天鵞絨の襟へ、笹色の唇を持って行くのがある。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
絃妓も来り、舞子も来りて、一家狂するばかりなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
舞子が一番綺麗だそうです」 波に打上げられた海月魚が、硝子が熔けたように砂のうえに死んでいた。
— 徳田秋声 『蒼白い月』 青空文庫
私たちはまた電車で舞子の浜まで行ってみた。
— 徳田秋声 『蒼白い月』 青空文庫
そして畫家の目を牽く光景に舞子と異人といふやうな粗い對照も少くは無い。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
京都は――恰もそこの藝子舞子のやうに――偏へに他郷人の爲めに市の計を爲してゐるやうに見えるが、大阪は、また其一見不愛想な商人の如く、他には構はないでひたすら自家の爲に働いて居るのである。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
是等の景物に寺、塔、舞子のだらり及び人力車上の西洋婦人などを加へれば、略京都の情景を想像することが出來る。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
舞子(まいこ) 舞子 (神戸市) - 兵庫県神戸市垂水区の西南部にある地域。 舞子駅、舞子バスストップ 舞子 (砲艦) - 日本海軍の砲艦。 舞子 - 香川県高松市出身の歌手。 日本人の女性名。 明石海峡大橋が見える絶景
出典: 舞子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0