屈まる
かがまる異読 こごまる・くぐまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to bow (of one's back, e.g. due to age)
文例 · 用例
林や竹藪の中に屈まる射干、春蘭のような花すら美しき遠つ世を夢みている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
しかもここにいれば帝とはいえど一|囚人にすぎぬ」と、しいて思惟しながら、一たんはずかずかお縁さきまで歩き寄って行ったのだが、やはりその体の位置を持ちきれないように、つい片膝折って地に屈まる姿勢をとってしまった。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫
どうだ、鱒やなんかがまるでこんなになってはねあげられたねえ。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
どうだ、鱒なんかがまるでこんなになってはねあげられたねえ。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
どうだ、鱒やなんかがまるでこんなになつてはねあげられたねえ。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
どこまでをしたがうとするか、どこからをしたがわざるとするかがまるであいての心次第であってみれば、嫁たるもの妻たるもののしたがう範囲は無際限といえる。
— 宮本百合子 『三つの「女大学」』 青空文庫
」 と言われてわたしは、 ――それが駄目なのよ、小母さん……胸のなかがまるで炭火のように、かっかと燃えるんですもの、消そうたって消せないわ。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
紹介状には川島浪子とだけ書いてあって、人妻か未亡人か、どういう身分の婦人であるかがまるでわからなかった。
— 大倉※子 『あの顔』 青空文庫
作例 · 標準
「よいしょ」と声を漏らしながら、おばあさんは腰を深く屈めて庭の草を引いた。
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老人は少し屈まりながらも、一歩一歩踏みしめるようにゆっくりと坂道を登っていく。
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長年の農作業のせいか、彼の背は自然と屈んでしまっている。
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「背中を屈めて歩くと余計に疲れちゃうよ」と孫が優しく声をかけた。
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