製板所
せいはんしょ異読 せいばんじょ
名詞
標準
sawmill
文例 · 用例
北上岸の製板所の立て並べられた板の前を小さな男の子がふいと歩く。
— 宮澤賢治 『うろこ雲』 青空文庫
私たちはそこから製板所の構内に入りました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
製板所の構内だということはもくもくした新らしい鋸屑が敷かれ、鋸の音が気まぐれにそこを飛んでいたのでわかりました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
製板所の構内だといふことはもくもくした新らしい鋸屑が敷かれ、鋸の音が気まぐれにそこを飛んでゐたのでわかりました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
ただ一匹、たとえ小鮒でも見られさえすれば彼女は不思議と気持が納まり、胸の苦しさも消えるのだったが……鈴子が必死になって魚を見たがるのと反対に、此頃では堀の水は濁り勝ちで、それに製板所で使う機械油が絶えず流れ込むので魚の姿は仲々現われなかった。
— 岡本かの子 『晩春』 青空文庫
うっとりとした晩春の空気を驚かして西隣に在る製板所の丸鋸が、けたたましい音を立てて材木を噛じり始めた。
— 岡本かの子 『晩春』 青空文庫
今日も裏の材木堀の向うに在る製板所の丸鋸が木材を切り裂き始めた。
— 岡本かの子 『勝ずば』 青空文庫
高倉の裾をまわり切って、三段になったその頭をふりかえりながら進むと、谷に製板所の屋根が見えた。
— 板倉勝宣 『山と雪の日記』 青空文庫
作例 · 標準
山の麓にある古い製板所からは、一日中、木を削る鋭い音が聞こえてくる。
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製板所を経営していた父の背中を見て、私は木材の奥深さを学んだ。
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地元の製板所から仕入れた無垢材を使って、ログハウスを建てるのが夢だ。
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