幻辞.com

様大

さまだい
名詞
1
標準
文例 · 用例
世間に肩肘張って暮すのも左様大儀な芝居でもなかった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
「一筆示し上げ参らせ候大同口よりのお手紙ただいま到着仕り候|母様大へん御よろこび涙を流してくり返しくり返しご覧相成り候」 何だつまらない!
国木田独歩 遺言 青空文庫
そしてそれらの社員は単に寄書家という格で外様大名のような待遇を受けるのでなくて、その社の仕事の全体に参与しかつ責任を負うものでなくてはならない。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
実にその言葉のように、家康公はその臣下に大禄厚俸を与えなかった人で、その遺制は近代に及び明治維新前になって徳川氏の譜代大名が皆|小禄薄俸の徒であった為、真に徳川氏の為に力を尽くそうとする者の力が微小で勢いが弱く、終に関ヶ原の敗者である長州藩や薩摩藩等の外様大名の為に圧迫されたのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
」「尚々千蔵こと辞安様大に御せわ被下、可也にとりつづきゐ申候よし、忝奉存候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
誌銘なきに失望致候へども、墓の模様大概記して差上候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
塩田|良三益盛なる勢、この驥尾に附て矢島玄碩、井口栄春の類も官員様大出来也。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
それゆゑに枳園は劇を評する語を藉り来つて、「官員様大出来也」と云つたのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫