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名詞
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標準
文例 · 用例
(明治四十年十月二十九日『東京朝日新聞』)         二十九      海水用セメント 普通のセメントは長く海水中に在れば次第に分解して崩れるので、これを防ぐ方法はないかと色々研究した人の説によれば、少量でも土を含んだセメントはこの分解が急に起りにくい。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
くれない極まって緑の輝きを閃かしている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
浪間と浪の陰に当るところは、金沙を混ぜた緑液のように、毒と思えるほど濃く凝って、しかもきらきら陽光を漉き込んでいる。
岡本かの子 河明り 青空文庫
私は十六七の頃にはもう濃く水をひいた薄美濃紙を宛てがって絵巻物の断片を謄き写しすることも出来たし、残存の兜の錣を、比較を間違えず写生することも出来た。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
八月十四日 しゅっこは、今日は、毒もみの丹をもって来た。
宮沢賢治 さいかち淵 青空文庫
すると、手ふいごの風之助という、吹けば飛ぶようなひょうきんな男が、「親分、肩の凝りなら、灸よりも蛭に血を吸わせた方が効きますぜ」「いや、蛭よりも鼠の黒焼きを耳かきに一杯と、焼明をまぜて、貼りつけた方が……」 そう言ったのは、膳所の十六である。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
味に精き者曰く、水道の水、気ありと。
幸田露伴 青空文庫
)の居城の跡とかで見晴らしのいい高台に温泉が湧いてをり、そこから奥へ入つて行つて、かんなわの湯だとか明の湯だとか半里か一里ごとに色々な温泉が噴出してゐる。
徳田秋聲 佗しい放浪の旅 青空文庫