国民道徳
こくみんどうとく
名詞
標準
national morality
文例 · 用例
これによっても大師の国民道徳に心血を注がれた日本仏教家としての特色およびスケールの大きさは充分覗うことが出来ると思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仁義の思想は言うまでもなく儒教に出づるものであって、わが国においても儒教の流伝とともに国民道徳の基本となったのである。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
それで自分は国民道徳を力説することになったのである。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
国民道徳のことをいうものは明治の初年からあったけれど、これを一箇の学として講じなければならぬようになったのは、明治の末年からである。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
それには自分が主として関係したことで、その要旨は『国民道徳概論』にまとめてあるのである。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
しからばその国民道徳は理想主義であるか功利主義であるかといえば、利用厚生と云う程度において功利主義と矛盾しないけれども、そこにとどまらないではるかにそれを突破して向上するものであるからむろん理想主義である。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
婦人なるが故にわざとこういう問題に目を閉じているようなことがあれば、それは国民としての権利を行使する義務を怠ったもので、新しい国民道徳からいえば罪悪の一種に当ります。
— 与謝野晶子 『何故の出兵か』 青空文庫
五 信仰推移日本の神道並びに、日本の国民道徳は、大昔なりに、一つも変つてゐないやうに、予め考へてゐるが、実は段々、変化してゐるのである。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
作例 · 標準
戦前の教育において、国民道徳の養成は非常に重要な柱とされていた。
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時代が変化しても、社会を維持するための国民道徳は形を変えて存在し続ける。
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倫理の時間に、近現代における国民道徳の変遷について発表した。
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