珎
珎
名詞
標準
文例 · 用例
武蔵国よりの和銅献上に依つて、和銅と改元せられると共に、鋳銭司を置いて、初めて銅銭を鋳せしめられたのが、和同|開珎である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
兎に角秩父の名は和銅開珎と共に世に流布されていたにも拘らず、其山に就ては近頃まで多く知られていなかった。
— 木暮理太郎 『秩父の奥山』 青空文庫
竜神より神仏へ供と云が普通の説なれど、こゝに珎き竜燈の談あり、少しく竜燈を解べき説なれば姑くしるして好事家の茶話に供す。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
二百四五十帋の自筆なり嘗梱外へ出さゞりしを、狂哥堂真顔翁|珎書なれば懇望してかの家より借りたる時|余も亡兄とともに読しことありき。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
件の亀の化石、本草家の鑒定を得て秦亀ならば一|層の珎を増べし。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
図の化石は体全く且大なり、珎とすべし。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
猶雪の奇談他事の珎説こゝに漏したるも最多ければ、生産の暇ふたゝび編を嗣べし。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫