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主島

しゅとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
篁村は武蔵国|大崎の名主島田|重規の子である。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
山内香雪が市河米庵に隨つて有馬の温泉に浴した紀行中、文政九年|丙戌二月三日の條に、「二日、藤枝に至り、荷溪また雲嶺を問ふ、到島田問堂の家に宿したが、只「主島田※堂」とのみ記してある。
森鴎外 壽阿彌の手紙 青空文庫
午後二時、船カナリア群島中の主島ラパルマ港に入る。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
フレンドリ諸島の主島たるトンガタブウにおいては、豊富な食物を確保するために酋長が他の島にその住居を移し1)、そして時には多くの土人が欠乏に大いに苦しんだ2)。
AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 人口論 青空文庫
雄藩ブロックの盟主島津三郎一行は使命を果しての帰途|生麦に英人を斬って攘夷実行の先頭をきったが、この生麦事件の秘密は、それが慶喜・春岳後見下の幕府による参覲制改革の以前にあったことで解けはしないか。
服部之総 尊攘戦略史 青空文庫
たとへば嘉平の苦心談は、その註文主島津齊彬の意志がなくては生れないし、齊彬のさういふ前代未聞の註文は、當時の對内外關係をべつにしてはまつたく判斷出來ないであらう。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
しかも今までは主島の威望が強かったために、各島個々の観測によって、埋もれたる原因を見究めようとする努力が足りなかった。
柳田国男 海上の道 青空文庫
ことに八重山の主島などは、宮良当壮君の少年期の記憶が精確で、その資料は利用に値いする。
柳田国男 海上の道 青空文庫