骨節
ほねぶし異読 こっせつ
名詞
標準
joint (between bones)
文例 · 用例
骨節の延び延びとした、やや痩せぎすのしなやかさは十六七の娘という方が適当かもしれないが、争われないのは胸のあたりの暖かい肉づき、小鼻と生えぎわの滑かな脂肪だった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
特に僕等のやうな「柔軟な頭脳」の所有者にとつては、あの幾何学公式のやうな書体で書かれた「純粋理性批判」の第一頁を読むだけでも、独逸的軍隊教育の兵式体操を課されたやうで、身体中の骨節がギシギシと痛んで来る。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
それに、野良仕事一つ為た事が無いけれど、三日に一度の喧嘩に、鍛えに鍛えた骨節が強くて、相撲、力試し、何でも一人前やる。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
汝たちが骨節は稼ぐようには造ってねえのか。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
濃い赤と青とで彩られた、臓腑骨節の精緻な絵図を見ると、彼はそこに人体についてのすべての秘奥が、解き明かされてあるように思われた。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
彼等はどれもみんな巌丈な骨節をし、厚い掌をしているが、腰が不恰好にゆがんだり、前こごみであったり、――何処か不具だった。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
また卿の血を受けたのが事実なら、定めし骨節のある頼もしい戦士だろう。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
其時又壱人を打しが中りし哉分り不申処、敵壱人障子の蔭より進ミ来り、脇指を以て私の右の大指の本をそぎ左の大指の節を切割、左の人指の本の骨節を切たり。
— 慶応二年十二月四日 坂本権平、一同あて 『手紙』 青空文庫
作例 · 標準
体の骨節が痛むときは、無理せず休むことが大切だ。
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彼は骨節がしっかりしていて、頑丈な体つきをしている。
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骨節を鳴らす癖がある人は、注意が必要だ。
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