幻辞.com

擬く

もどく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞
1
標準
to censure
文例 · 用例
もどくと言ふ動詞は、通常「逆らふ」「反対する」「からかふ」など言ふ用語例を持つて居る。
折口信夫 日本文学における一つの象徴 青空文庫
嗚呼わが畏こむ靈の、黄金み空聖經蘂にひもどく花の間に常世のみめぐみひそみ窺ふとき、嗚呼はたあだし密偈のあらずもがな、唯かの一つ「希望」の名だにあらば、――ただその言の葉のみぞ、さば足りなむ。
蒲原有明 獨絃哀歌 青空文庫
――此を動詞にした「もどく」の用語例で見ても、反対する・逆に出る・非難するなどの意味を持つたものばかりである――が、古くはもつと広い意味があつたと思はれる。
「翁の発生」の終篇 能楽に於ける「わき」の意義 青空文庫
もどきは即「もどく」意で、反対する事を現す。
折口信夫 鬼の話 青空文庫
かくてこそ倫理学の書をひもどくや、自分の悩んでいる諸問題がそこに取り扱われ、解決を見出さんとして種々の視角と立場とより俎上にあげられているのを見て、人事ならぬ思いを抱くであろう。
――教養と倫理学―― 学生と教養 青空文庫
此が田楽以来あつた役目で、今も「里神楽」の面にあるもどき――ひよつとこの事で、もどくは、まぜかへし邪魔をし、逆に出るを言ふ――に扮する人の滑稽所作を生んだ。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫
其主体となる神に対して、精霊がそれをもどく行動をして、結局、降服を誓ふ形になつたのが、次第に複雑化したものに過ぎない。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
もどくと言ふ動詞は、反対する・逆に出る・批難するなど言ふ用語例ばかりを持つものゝ様に考へられます。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
作例 · 標準
彼は権力者の不正を公にもどいた
幻辭AI · gemini-2.5-flash
批判を恐れず、彼の不正を正面からもどくべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史家は過去の過ちを繰り返しもどくことで、教訓を伝えてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
to fashion after
作例 · 標準
古き良き時代の町並みにもどくテーマパークが人気だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は有名な画家の作風にもどいて、新しい絵を描いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
自然の美しさにもどいて設計された庭園は、多くの人を魅了する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
擬く(もどく) — 幻辞.com