汗みずく
あせみずく異読 あせみづく
形容動詞名詞多音語
標準
drenched with sweat
文例 · 用例
ははは、まずまあ毎日汗みずくになって、お花は五厘なんていって歩かないでも暮しのつくこッた。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
打っても叩いても進まばこそ、五十銭損得の境だから御者少年も汗みずくだ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
こっちはお前、河岸で一番首を討取る気組みで、佳いものを仕入れてよ、一ツおいしく食わせてやろうと、汗みずくで駈附けるんだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
やっと汲み終えて、客間へ通ると、先生が汗みずくになった私の顔を見られて、「Kさん。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
これは激しい汗みずくな、しかしまた楽みにも充ちたものである。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
とても仕事場へ運んで屋根の下で仕事をすることは出来ませんので、庭の野天で、残暑の中に汗みずくとなり、まず小口からこなし初めました。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
牛公よママ――クーリヨイーイーイツ、クリヨー 歌い終るや元三爺は汗みずくになった首筋を手でふきながらにやっと笑った。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
ぎん一人では手もまわりかねるので、中古を買いこんだり賃借りをしたり、いまは通いの娘たちも汗みずくの忙しさである。
— 矢田津世子 『鴻ノ巣女房』 青空文庫
作例 · 標準
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