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かんざし
名詞
1
標準
ornamental hairpin
文例 · 用例
馬場の足もとに、真赤な麻の葉模様の帯をしめ白い花のをつけた菊ちゃんが、お給仕の塗盆を持って丸く蹲って馬場の顔をふり仰いだまま、みじろぎもせずじっとしていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
母が頭から銀のをぬいて燈心を掻き立てている姿の幻のようなものを想い出すと同時にあの燈油の濃厚な匂いを聯想するのが常である。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
「はい、これは、お照さんの
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その不思議な宿の大きい葛籠でも脊負つて來て下さつたら、それを證據に、私だつて本當にしないものでもないが、そんな稻の穗などを持つて來て、そのお人形さんのだなんて、よくもまあそのやうな、ばからしい出鱈目が言へたもんだ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
「うるさいのね、さあ、これでいいの」彼女は柚木が本気に自分を見入っているのに満足しながら、薬玉のの垂れをピラピラさせて云った。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
銀座で半襟、、其他娘が喜びさうな品を買ひ整へて汽車に乘つた。
国木田独歩 湯ヶ原より 青空文庫
髪は房りとするのを束ねてな、櫛をはさんでで留めている、その姿の佳さというてはなかった。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
) と仔細は語らずただ思い入ってそう言うたが、実は以前から様子でも知れる、金釵玉をかざし、蝶衣を纏うて、珠履を穿たば、正に驪山に入って、相抱くべき豊肥妖艶の人が、その男に対する取廻しの優しさ、隔なさ、深切さに、人事ながら嬉しくて、思わず涙が流れたのじゃ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
彼女は着物に合わせて、繊細な細工が施された鼈甲のかんざしを選んだ。
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舞妓さんが挿している美しいかんざしに、外国人観光客は皆、目を奪われていた。
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母親が成人式の娘に、代々受け継がれてきた銀製のかんざしを贈った。
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ウィキペディア

簪(かんざし、釵)は、結髪後に束ねた髪に挿して髪型を保持したり髪飾りに用いる日本の伝統的な装身具である。

出典: — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0