易牙
えきが
名詞
標準
文例 · 用例
易牙は吾が子を炙り物にして君にささげたという。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
美食家の齊の桓公が己の未だ味はつたことのない珍味を求めた時、厨宰の易牙は己が息子を蒸燒にして之をすすめた。
— 中島敦 『名人傳』 青空文庫
美食家の斉の桓公が己のいまだ味わったことのない珍味を求めた時、厨宰の易牙は己が息子を蒸焼にしてこれをすすめた。
— 中島敦 『名人伝』 青空文庫
齊の桓公は、その嬖臣易牙の調理して進めた、彼の子供の肉を食膳に上せて舌鼓を打ち、晉の文公は、その天下放浪中、食に窮した折柄、從臣介之推の股肉を啖つて饑を凌いだ。
— 桑原隲藏 『支那人の食人肉風習』 青空文庫
易牙蒸其首子而進之(二柄篇)。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
といひ、又、易牙爲君主味。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
易牙蒸其首子而進之。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
といふに據ると、桓公はその嬖臣易牙の調理した、子供の肉を食膳に上せて、舌鼓を打つたものと認めねばならぬ。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫