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付合

つけあい
名詞
1
標準
linking poems
文例 · 用例
「――木菟……木菟なんか、あんなものは……」 いきなり麻がみしもの鼠では、いくら盲人でも付合ふまい。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
(もちろん被害者自身と――鮮明な方が犯人だ) ところが翌日になって、果してそれ等の指紋は小野と、美代子とに付合することが判明したのである。
渡辺温 遺書に就て 青空文庫
親類付合のある南瓜の句を糸瓜仏に奉納するのに別段の不思議もない筈だ。
夏目漱石 『我輩は猫である』中篇自序 青空文庫
いろいろ迷った揚句、どなたか世間の広い男の方にでも入って頂いて、そういう方々ともお付合いしてみて、改めて娘の身の振り方を考え直してみましょう。
岡本かの子 河明り 青空文庫
そして、この捌けて男慣れのした様子は、あまりに易々としたところを見せているので、私はまたこれが娘の天成であって、私が付合い、私がそれに巻込まれて、骨を折っている現在の事は、何だか私の感情の過剰から、余計なおせっかいをしているのではないかという、いまいましいような反省に見舞われそうになった。
岡本かの子 河明り 青空文庫
が、上れとも云わなければ茶一つ出そうともしない代り、自分も付合って家へ上りもしないでいるのは、一つはお浪の心安立からでもあろうが、やはりまだ大人びぬ田舎娘の素樸なところからであろう。
幸田露伴 雁坂越 青空文庫
老人の後に立つてゐて、お付合のやうに笑ひながら窓側の柱に懸つてゐる時計を眺め、更に大形の懐中時計を衣嚢から出して見た。
石川啄木 青空文庫
」 若い者と付合っているだけに、梶田さんは弥三郎の最期を怪談らしく話さなかったが、聴いている私たちは夜風が身にしみるように覚えた。
岡本綺堂 青空文庫
作例 · 標準
連歌の会で、前の人の句に応じた見事な付合を披露する。
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付合の妙を味わうのが、この古典文学の醍醐味である。
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即興で気の利いた付合を考えるのは、非常に高度な遊びだ。
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