罷り下る
まかりくだる
動詞
標準
文例 · 用例
江戸に立寄って家康に対面し、蒲生忠三郎を見継がん為に奥州へ罷り下る、御加勢ありたし、と請うたから家康も黙っては居られぬ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
さて云ふには、在所へ用事|出來して罷り下る、舟のお改を願ひたいと云ふのである。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
「義経、このたび罷り下るうえは、断じて、平家を掃滅しつくさねば、生きて還らぬ所存である。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
近来健康もやや取戻したように思わるるゆえ、ふたたび中国の戦場へ罷り下る途中――ご挨拶をかねて、伊丹落城のお祝いをも述べとう存じて立寄り申してござる」 と、つけ加えた。
— 吉川英治 『黒田如水』 青空文庫