幻辞.com

取り留め

とりとめ
名詞頻度ランク #43954 · 青空 84
1
標準
coherence
文例 · 用例
家庭という問題に就いて、一つの標準を立て得るであろうか、其の標準が立たないとした時には、何を目安に家庭問題を説くか、頗る取り留めなき事と云わねばならぬ。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
わたくしは一と先ずこれでお暇をいたします」 取り留めた返事を受け取らないで少し失望したらしい家主の顔をあとに残して、半七は早々にここを出ると、源次もつづいて表へ出た。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
「実はわたくしの母が昨年以来、なにか付き物でも致したようで、時々に取り留めもないことを口走りますので、まことに困り果てて居ります」 何分にもそのお祓いをお願い申したいと云って、半七は白木の台付きの箱をうやうやしく捧げて出した。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
けれども、夢の方は、又……と思ふだけで、取り留めもなく、すぐに陽炎の亂るゝ如く、記憶の裡から亂れて行く。
泉鏡太郎 霰ふる 青空文庫
取り留めのなさは、ちぎれ雲が大空から影を落としたか、と視められ、ぬぺりとして、ふうわり軽い。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
門から出て来た酒屋の御用聞きをつかまえて、半七はそれとなく屋敷の様子を訊いてみたが、別に取り留めた手がかりもなかった。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
なんだか落ち着かないような平助の眼の色と、近いうちにまとまった金がはいるという又蔵の噂と、朝顔屋敷の怪談と、半七はこの三つを結びあわせていろいろに考えたが、すぐには取り留めた分別も浮かび出さなかった。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
私は取り留めもない感想に捉われながら、娘を見ると、いよいよ不思議な娘に見える。
岡本かの子 河明り 青空文庫
作例 · 標準
彼の説明には全く取り留めがなく、結局何が言いたいのか最後まで分からなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
高熱のせいで意識が朦朧としているのか、彼は取り留めのないうわ言を繰り返している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
会議が三時間も続いているが、話が脱線ばかりして何の取り留めもないまま終わった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview