兵法者
へいほうしゃ
名詞
標準
tactician
文例 · 用例
三百大名が武辺者や兵法者を競って抱えたは昔のことで、その頃は両刀を手挟んだ笛の名手、踊りの達人が、大手を振って殿の恩寵を受け、それをまた、不思議とも思わぬほど世人の神経は麻痺しておりました。
— 左京の恋 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
いけないか」「いかん、兵法者のくせに、他を怖れる、卑屈な奴だ」「おそれるのではないが、いい気になっていてはならんと、俺は誡めたいのだ」「誡める?
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
それ以後は、村へ来る兵法者について、誰彼となく道を問い、十七歳にして、郷里を出、十八、十九、二十の三ヵ年は故あって学問にのみ心をゆだね、去年一年はただ独り山に籠って、樹木や山霊を師として勉強いたしました。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
今の世を兵法者で渡ろうという者が、そんな心がまえであったら、月に一ツずつ生命があっても足らないことになる。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
もしその宝蔵院を単なるお寺の名としか弁えないで話したり聞いたりしている兵法者があるとしたら、すぐ、(こいつ潜りだな) と、扱われてしまうほどにである。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
兵法者である以上、強いということは、絶対の優越であるべきであるのに、なぜ、それらが欠点になるのか。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
「兵法者に、書物などは要らない智恵だ。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
武蔵は、兵法者の生命というものが、朝に生れて夕には分らないものであるという覚悟だけは、常に持っていた。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
歴戦の兵法者である彼が立てた作戦なら、きっとこの難局を乗り越えられるだろう。
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敵軍の総大将は、冷酷無比な兵法者として周辺諸国から恐れられている。
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自らを天才兵法者と名乗る男が陣営に現れたが、将軍はその言葉を疑っていた。
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標準
master swordsman
作例 · 標準
全国を渡り歩く凄腕の兵法者が、この村の道場破りに現れたらしい。
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あの流浪の兵法者は、木刀一本で真剣を持った野盗の群れを次々と打ち倒した。
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彼は剣の道を極めるため、一流の兵法者と呼ばれる人物を探して旅をしている。
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