捩じ上げる
ねじあげる
動詞
標準
文例 · 用例
手をうつ者もあり、鼻をつまむ者もあり、耳に蓋する者もあれば、さては矢庭にかたえの人の鼻をつまんで捩じあげる者もあった。
— 坂口安吾 『閑山』 青空文庫
斯程の大力ある亥太郎、なか/\一人や二人の力で腕を捩上げるなどという事の出来るものではござりません。
— 三遊亭圓朝 『後の業平文治』 青空文庫
どこへ」「それがお前様……」「早く言え」 七兵衛は紙屑買いの手を捻じ上げると、「それが遠くで」「どこだ」「京都へ売られて行ってます。
— 鈴鹿山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そのとたん真名古は猛烈な跳躍をして椅子の後ろから飛び出すと、一足飛びに料理場の中へ躍り込み、その手首に襲いかかって力任せに捻ぢ上げる。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫