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蛸の足

たこのあし異読 タコノアシ
名詞
1
標準
Penthorum chinense (species of saxifrage)
文例 · 用例
わざと迷児になんぞおなり遊ばして、可うござります、翌日は暗い内から婆々が店頭に張番をして、芸妓さんとでも腕車で通って御覧じゃい、お望の蛸の足を放りつけて上げますに。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
(「美の国」大正十五年三月)蛸の足 男のズボンの膝が出ているが如く日本女の膝は飛び出している。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
先ごろ女中のお梅が市場へ蛸を買いに行った時、なるべく足の沢山あるのを下さいといったら魚屋のおやじが、蛸の足は昔から八本ときまってますと答えた。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
しかし、お梅の弁明によると、蛸の足は決して常に八本|揃ってはいないというのであった。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
それにしても、毎日市場へ通うものは、またその道に通じて、蛸の足は常に必ず八本ではないということを知るに至る。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
或夜、裏長屋から一本の蛸の足を盗んで帰る途中、長屋の井戸の屋根が腐っていたため、踏み外ずして落ち込んでしまった。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
そのもの音に驚いた車屋のAが寒いのに飛び出して、つるべによって助け上げようとしている時、四、五日前から喧嘩していた仲仕の細君がまた飛び出して来た、そこで互に感じが悪いというので二人とも家へ引込んでしまったために、その翌朝フク子は蛸の足と共に浮き上っていた。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
家中一同毛が無くなっては、蛸の足みたいでないか」 お由羅が、ぷっと吹出して、炬燵の上へ打つ伏した。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
作例 · 標準
湿地のほとりに、赤みを帯びた小さな花をつけた蛸の足が群生している。
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蛸の足」という植物は、その独特な花のつき方がタコの足に似ているのが特徴だ。
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絶滅危惧種に指定されている蛸の足を守るため、地域の人々が保全活動を行っている。
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