吐剤
とざい
名詞
標準
emetic
文例 · 用例
ある主婦が盗み食いをする下女を懲らすためにお菓子の中へ吐剤を入れておいた話も聞きました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
食物の消化時間は大抵知てるだろう、今|吐剤を飲でも無益だ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
医者は勿論やつて来るが早いか、先生に吐剤を飲ませようとした。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
けれども先生は吐剤と云ふことを知ると、自若としてかう云ふ返事をした。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
医者は勿論やって来るが早いか、先生に吐剤を飲ませようとした。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
けれども先生は吐剤ということを知ると、自若としてこういう返事をした。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
其の如きものを呑み居しは、想ふに、その鯰は、一旦置縄の鈎を頓服し、更に、吐剤か、養生ぐひの心にて、予の鈎を呑みしものたるべし」と胡麻かせしに、「斯く衛生に注意する鯰は、水中の医者にや、髭もあれば」と言ひたりし。
— 石井研堂 『釣好隠居の懺悔』 青空文庫
グレン氏はすぐに彼に吐剤を与えた。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
作例 · 標準
誤って有害な植物を食べてしまった子供に、医師が迅速に吐剤を投与した。
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吐剤を飲んだ後、激しい嘔気と共に胃の内容物がすべて排出され、容態が安定した。
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古典医学の書物には、胃を洗浄するために様々な天然由来の吐剤が記されている。
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