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船人

ふなびと
名詞
1
標準
sailor
文例 · 用例
痩せた小柄な船長が船人らしい雄大な抱負を正面の卓子から吹聴していた。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
女が一緒に日本へ行きたいと訴えるのだが、船人のたくましい腕の絆も別離が切って落す。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
おぼろにみえる沖の方から船人はふしぎな航海の歌をうたつて 拍子も高く楫の音がきこえてくる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
海の底がどんなにうつくしいか、だから船人たちはしずむことをそんなにこわがるにはおよばない、そううたってやるのです。
DEN LILLE HAVFRUE 人魚のひいさま 青空文庫
なぜなら、船がしずむと、それなり船人はおぼれてしまいます。
DEN LILLE HAVFRUE 人魚のひいさま 青空文庫
須磨の浦に心を寄せし船人のやがて朽たせる袖を見せばや 字は以前よりずっと上手になっているが、五節に違いないと源氏は思って返事を送った。
明石 源氏物語 青空文庫
船人もたれを恋ふるや大島のうら悲しくも声の聞こゆる来し方も行方も知らぬ沖に出でてあはれ何処に君を恋ふらん 海の景色を見てはこんな歌も作っていた。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
かつて熊野川を船で下った時しばしば猴を見たが船人はこれを野猿また得手吉と称え決して本名を呼ばなんだ。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
遠い昔、星の光だけを頼りに大海原を航海した名もなき船人たちの勇気を讃えたい。
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古い民謡には、故郷に残した家族を想いながら過酷な労働に耐える船人の姿が歌われている。
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嵐の夜、迷える船人たちを導くために灯台の光は一晩中回り続けた。
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船人(ふなびと) — 幻辞.com