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ぼう
接尾辞
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標準
文例 · 用例
なお、奈良朝において右の八十七音が存在するのは、当時の中央地方の言語であって、『万葉集』中の東歌や人歌のごとき東国語においては同じ仮名にあたる二音の区別が混乱した例が少なくなく、その音の区別は全くなかったか、少なくともかなり混じていたのであろうと思われる。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
殊に『万葉集』巻十四の東歌および巻二十の人の歌において例外が取分け多いのでありますが、私の見る所では、これは東国の言語で、大和その他中央部とは違った田舍の言語であるがためにそういう例外が多いのであるという風に考えられるのであります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
飯田町の格子戸は音にも知らじと思召、是れが備へは立てもせず、禦の策は取らざりき。
樋口一葉 われから 青空文庫
栗が渋い内皮をもっているのは昆虫類に対する禦である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
日本語を欧米の侵入に対して禦することを私は現代の日本人の課題の一つと考えたい。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
満洲へ軍隊を送るばかりが国ではない。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
利根川の河原に望みて、堤に櫻を多く植ゑたり、常には散策する人もなく、さびしき芝生の日だまりに、紙屑など散らばり居るのみ。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
其時、氏と散歩して來た、非感覺的な櫻の花が咲きみだれてゐた前橋公園や、かつて「雲雀の巣」に歌はれた堤附近や、その他抒情的風景の多くが、氏にとつて内心の惡舌を吐きかける所となつてゐるのに驚いたのであつた。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫