射通す
いとおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to pierce
文例 · 用例
中には光線が森を射通す工合であろう、青だの、赤だの、ひだが入って美しい処があった。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
中には光線が森を射通す工合であらう、青だの、赤だの、ひだが入つて美しい処があつた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
五寸の的などに十本射通すがものはなかろうぞ。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
烱々たる眼光が、白覆面を射通すように見すくめました。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
射通すようにおそろしい主水之介の烱々たる眼光です。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
著者を見ると、チェスタートンで、紛うかたもない丸肥りの彼が、モヤモヤの髪の下に、心持三白の、射通す而も人間的な眼を耀かせて居る写真迄ついて居る。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
覗ひを定めて幻影の金的の只中を射通す名手の矢先きにも等しい。
— 永井荷風 『谷崎潤一郎氏の作品』 青空文庫
久しく錬磨を怠ったれど、桶皮胴の二枚|肋、三つ重ねを一町先から裏掻しまでに射通すことさして困難とも覚え申さぬ、論より証拠、いざ、ご覧あれや」 声もろともに射出す征矢に先に進んだ騎馬武者一騎、真っ逆様に馬より墜ち、次に進んだ騎馬武者は馬もろともに倒された。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
「弓の名手である彼は、百歩離れた場所からでも柳の葉を正確に射通したという。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「彼女の鋭い質問は、複雑に絡み合った問題の核心を一本の矢のごとく射通した。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「『全部わかっているよ』と言う彼の眼差しは、私の心の奥底まで射通すようだった。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「夕陽が雲の切れ間から差し込み、暗い海面を一条の光が射通していく。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview