ムラ
むら
名詞
標準
文例 · 用例
例えば「タケ」(竹)なら「タケ」が「タカムラ」(篁)となって「ケ」が「カ」に変ります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
すなわち、「ムラサキ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
同じ別の例を言えば、欧米人は常に東洋を「詩の国」と言い、特に日本をドリームランドのように考えてる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
逆に彼等の爲すべきことは、子供の夢を涵養し、そのフアンタスチツクのドリームランドに、豐潤な肥料を注ぐことでなければならない。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
すると私はムラムラするのだつた、何故といつて、――それではどうして、私を棄てる必要があつたのだ?
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
挟箱や鳥毛の槍を押し立てて舞踊しながら練り歩く百年前の姿をした「サムライ日本」の行進のために「モダーン日本」の自由主義を代表する自動車の流れが堰き留められてしまったのである。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
蛾をはたき落す猫を羨み讃歎する心がベースボールのホームランヒットに喝采を送る。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
――タムラ、あなたの贈りものは?
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫