修羅道
しゅらどう
名詞
標準
Asura realm
文例 · 用例
過去未來の因果の絲を斷ち切り、純粹刹那の愛と美とを、ぴつたり正確に固定せしめようと前人未踏の修羅道である。
— 太宰治 『檀君の近業について』 青空文庫
修羅道で敵手を喪った大将軍が、血刀を提げてクラ暗の中を見まわしているような悽愴たる感じが一パイに籠っていた。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
板子の下が地獄なら、上も修羅道でござります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
屋根で鵝鳥が鳴く時は、波に攫われるのであろうと思い、板戸に馬の影がさせば、修羅道に堕ちるか、と驚きながらも、(屋根で鵝鳥の鳴き叫ぶ、 板戸に駒の影がさす。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」「それで世の中は何時迄も修羅道つづきで……御身は修羅道の屈原のような。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
さしも息苦き温気も、咽ばさるる煙の渦も、皆狂して知らざる如く、寧ろ喜びて罵り喚く声、笑頽るる声、捩合ひ、踏破く犇き、一斉に揚ぐる響動など、絶間無き騒動の中に狼藉として戯れ遊ぶ為体は三綱五常も糸瓜の皮と地に塗れて、唯これ修羅道を打覆したるばかりなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
こんな念仏狂言のまだ成立しきらぬ古い時代では、能楽に「修羅物」と言つた一類があり、亡霊の前生と、今の修羅道の苦しみとを前後のしてが役として演じることになつて居た。
— 折口信夫 『夏芝居』 青空文庫
「さても其後、閻魔の庁では」家来十人は娑婆へ戻つてもよいが、小栗は修羅道へ堕さうと言ふ事になる。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
作例 · 標準
彼は死後、絶え間ない争いが続く修羅道に落ちると予言された。
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仏教の教えでは、修羅道は六道の一つとして数えられている。
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修羅道から解脱するためには、深い慈悲の心を持つことが必要だ。
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標準
scene of carnage
作例 · 標準
欲望渦巻く政界で、彼は一人修羅道を突き進んでいる。
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復讐に燃える彼の人生は、血を洗う修羅道そのものだった。
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勝ち残るためには、この修羅道を避けて通ることはできない。
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