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隆準

りゅうせつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
その隆準なるを以ての故に、抽斎は天狗と呼んでいた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
山陽は「君為人※而晢、隆準、眼有光」と云つてゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
彼は、群雄を駕御し長策をふるつて天下を治むるの隆準公にあらず。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
個人としての伊藤侯と大隈伯とは夫れ斯の如し大隈伯の隆準豺目にして唇端の緊合せる、自然に難を排し紛を釋くの膽智あるを示し、伊藤侯の象眼豐面にして垂髯の鬆疎たる、自然に無事を喜び恬又以て此の二大政治家の個性を諒す可し。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
個人としての伊藤侯と大隈伯とは夫れ斯の如し大隈伯の隆準豺目にして唇端の緊合せる、自然に難を排し紛を釈くの胆智あるを示し、伊藤侯の象眼豊面にして垂髯の鬆疎たる、自然に無事を喜び恬又以て此の二大政治家の個性を諒す可し。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
例せば隆準龍顏などと云つたり、隆準而有日角など云うて、支那の史官が西漢の高祖皇帝や東漢の光武皇帝の容貌を形容する場合の準は必ず入聲に讀みます。
榊亮三郎 金剛智三藏と將軍米准那 青空文庫
金剛智三藏が支那の洛陽で入寂してから十五年目に、孫孝哲と云ふ安禄山の武將が、長安で唐の宗室の人々を虐殺した有樣を目撃して、杜甫が漢を借りて唐を歌うた哀王孫の詩の中に、高帝子孫盡隆準と云ふ句がありますが、これも準の字を入聲に讀んだ一例です。
榊亮三郎 金剛智三藏と將軍米准那 青空文庫
三島中洲のつくった碑文には「君ハ※眉隆準、孱然タル虚弱、容ハ常人ヲ踰エズ。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫