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彰義

しょうぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
おなじみの西郷銅像と彰義隊の碑も現に自分の頭の上何十尺の土層の頂上にあると思うと妙な気がする。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
女形、二枚目に似たりといえども、彰義隊の落武者を父にして旗本の血の流れ淙々たる巡査である。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
彰義隊討伐、会津討伐と、息もつかずに戦火の間を駈けめぐったおそろしく胆の太い藪医者だった。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
一戸の記に、「土方歳三は一軍に将として、星恂太郎、春日左衛門等と(中略)川吸峠を踰えて函館に入り、大野に陣取りける時、彰義隊の残党等も来つて土方が隊に合し、七重村の官兵を襲」ふと云つてある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
五月十五日官軍東叡山を囲みて彰義隊を討つ。
森鴎外 能久親王年譜 青空文庫
と云っても、彰義隊に加わったわけじゃあない。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
それは初めにも申した通り、文久二年の出来事で、それから六年目が慶応四年、すなわち明治元年で、江戸城あけ渡しから上野の彰義隊一件、江戸中は引っくり返るような騒ぎになりました。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
そのとき藤崎さんは彰義隊の一人となって、上野に立籠りました。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫