雑組
ざっくみ
名詞
標準
文例 · 用例
註云、乞児猶乞古銭、事見蒙斎筆談、謝在杭五雑組、演為一話、世多以為始自謝氏者陋矣。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
これは尋常人が五雑組に出でてゐると謂ふべきを慮つて、其非なることを言つたものである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
蘭軒の典拠として取らぬ五雑組は手近にあるので、わたくしは直にその所謂「演為一話」と云ふものを検した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
さて支那の例は、『松亭漫筆』二に引きあるごとく、明の謝在杭の『五雑組』六にいわく、「人一目して数行|倶に下る者あり。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
されど唐土にも寒国は八月雪|降事|五雑組に見えたり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
かりそめの物も守りとして敬ひ信ずれば霊ある事|空しからず、人のはきすてたる草鞋だに衆人の信ぜしによりて、のち/\は草鞋天王とて祭りし事、五雑組に見えたり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
五雑組に天部百草雪を畏ずして霜を畏る。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
百樹曰、五雑組物の部に鍛冶屋がはなしに類せる中連江といふ所の人蛤を剖て玉を得たれども不識これを烹る、珠釜の中に在て跳躍して定ず、火光天に燭、里人火事ならんと驚き来りてこれを救ふ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫